1999-05-26 第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
石炭エネルギーの需要は、国内はもとより、世界的に増大化傾向にあり、特にアジア・太平洋地域を中心に大幅に増大が予想されている今日、安定的な海外炭の供給確保のためにも、世界から高く評価されている日本の保安技術、生産技術を堅持し、もって技術者の受け入れ研修、海外派遣等、国際的な貢献と協力を果たすことは、我が国にとってますます重要な課題であり、池島炭鉱に課せられた使命であると確信するものであります。
石炭エネルギーの需要は、国内はもとより、世界的に増大化傾向にあり、特にアジア・太平洋地域を中心に大幅に増大が予想されている今日、安定的な海外炭の供給確保のためにも、世界から高く評価されている日本の保安技術、生産技術を堅持し、もって技術者の受け入れ研修、海外派遣等、国際的な貢献と協力を果たすことは、我が国にとってますます重要な課題であり、池島炭鉱に課せられた使命であると確信するものであります。
それから消費の問題としての第二番目に、いわゆる高級化というものがあって、これは御承知のとおり多獲性魚類から消費の傾向といたしましていわゆる中、高級魚類に消費の増大化傾向が向いているということでございます。そしてこういう多様化、高級化という問題は、むしろこれが単に少数の人々、または一地域の問題でなくて、所得階層または地域格差の問題を越えていわゆる平準化されつつあるということでございます。
本日、私は、最近目立って多くなっております租鉱権炭鉱や第二会社化の問問と、在籍鉱員の大量首切りに伴う請負組夫、臨時夫の増大化傾向について、それが炭鉱合理化にどのような関係を持っておるか、あるいは炭鉱近代化にいかに逆行しているか、こういう観点から話を進め、その対策はどうあらねばならないかという問題点について述べてみたいと思います。